おなかを育てる基礎知識19

おなかイキイキストレッチ

おなかイキイキストレッチ

腸腰筋のストレッチで
おなかイキイキ!

運動不足になりやすい現代の生活は、便秘や大腸がんの一因になっていると考えられています。なぜなら運動が足りていないと腸への刺激が不足し活動が滞りやすいからです。適度な運動によって腸が刺激され、ぜん動運動が起こると便がスムーズに腸内を移動して、気持ちのよい排便につながります。

そして腸に刺激を加えるために重要なのが「腸腰筋」です。この筋肉は腸のすぐ後ろにあるので、動かすことで腸へ刺激が加わり、ぜん動運動が起こりやすくなります。

そこで今回は腸腰筋のストレッチ方法を解説します。

まずは左右どちらかの足を後方に引いて、膝立ちになります。膝立ちの状態で、おへそを前向きに突き出すようにします。体が前に倒れると、うまく腸腰筋が伸びないので注意してください。腸腰筋は左右一対なので、片側が終わったら反対側も同様に伸ばします。

膝立ちになりにくい人は、寝た状態でも腸腰筋のストレッチは可能です。腸腰筋を伸ばしたい方の脚は真っすぐに伸ばして、反対側の膝を両腕で抱え込みます。このとき膝はなるべく深く抱え込んでください。腸腰筋を伸ばしたい側の脚は床面にぴったりとくっつけておきます。表面の図の赤い箇所の腸腰筋が伸ばされます。膝が浮くと、うまく腸腰筋が伸びなくなるので注意してください。
次回20は腸腰筋の筋トレを解説します。

監修:理学療法士・整腸セラピスト 坂井正宙先生

参考文献:坂井正宙著 『図解入門 よくわかる 便秘と腸の基本としくみ 腸から健康を作る』(秀和システム)